消防用設備等の不適切な点検について

 

 大阪市消防局予防部長(大消規第1773号 平成2625日)から下記の事案が発生したことによる情報提供がありましたので連絡申し上げます。

 

                 記

 

1 事案概要

  消防職員による立入検査で、定期点検されていない設備について早急に点検を実  

 施しその結果を報告するよう指導を受けた事業所の関係者が、設備業者(消防設備 

 士)に点検を依頼した。

  依頼を受けた業者が点検を実施したところ、加圧式粉末消火器(10型)のサイ  

 フォン管先端の粉上り防止板が改造されているのを発見し、所轄消防署に通報し 

 た。

  改造内容は、粉上り防止封板の替わりに、アルミ箔のようものを布粘着テープで 

 巻きつけて取り付けてあった。

  消火器に貼付されていた点検済証から、約9か月前に他の業者が点検を実施した

 ことが判明した。

 

2 消火器の作動状況

  改造形跡のあった消火器について放射試験を実施したところ、規格省令に定め

 放射性能が満たされていなかった。

 

3 点検整備時の留意事項

  消防用設備等の不適切な点検及び改造は、機能障害を起こすのみならず、操作関 

 係者に危害をおよぼす恐れがあることから、消防用設備等の点検する場合次の事項を遵守すること。

  ① 消防用設備等(特殊消防用設備等を含む)の点検を実施する際には、消防用 

   設備等の点検基準及び同点検要領に基づき実施すること

  ② 不良個所の整備については、有資格者が適切に行い、各消防用設備等の性能 

   を損なうような行為は行わないこと